総務在籍時、よく若い世代の社員から「岡村さん 会社って何?」って聞かれることが多くありましたし、多くなってきました。
この「会社って何?」についてお話いたします。
「会社のために」
「会社としての正しい判断を」
「会社としてどうすべきか」
よくあるフレーズですし、私も意識もせず使っていた記憶があります。
この「会社」ってなんでしょう?
私はよくも悪くも、あまり波風を立てない玉虫色の言葉ではないかと感じます。
それも私のような経験のある世代(年とった古い世代)には、感覚的にも経験的にも受け入れやすい言葉かなと!
少々矛先を変えます。国の根本的な運用に三権分立というものがあります。立法・行政・司法 が個々に独立し、お互いを尊重し、またお互いを監視するシステムだと理解しております。
これを会社に置き換えてみると、「経営者・社員(労働者)・株主」となるのではないでしょうか。
本来はその時の議題、状況により、「経営者 又は 社員(労働者) 又は株主」と表現した方がわかりやすいのに、そう表現してしまうと他の二つに大なり小なりの波風が立ってしまう。
「会社」と表現することにより、他の二つにも配慮する大変使い勝手がよい(直線的ですが)言葉ではないかと思います。
「会社」という言葉が持つ意味は、その時の議題、状況(周りの景色といたしましょう)により変幻自在に変化するカメレオンのようなものって言った方がわかりやすいかもしれません。
今回「会社って何?」について私なりの見解をお話させていただきました。
次回は、若い世代の社員が疑問に思い悩むことが多い現実を踏まえ、こうした方が物事が一歩前に進むのではないかという私なりの想い・私見をお話させていただきます。
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