top of page

これからの雇用形態について_最終

あけましておめでとうございます。


今後、労働者の待遇面がどのように変化していくのか?

前回お話させていただいた内容に沿った、より具体的な私見を述べさせていただきます。

終身雇用前提のメリットがなくなること、それと前回お話させていいただいた「現在あなたは何ができますか?現在どのようなスキルを有していますか?」将来でなく このような尺度を反映させれば、世間でよく言う「能力主義型」になりますね。

良く使われる給与と年齢を軸とした平均対比グラフは、多少勤続貢献を考慮してもかなりフラットに近い形になります。

これに前回お話させていただいたもう一つの 現有社員の流出の防止若しくはダメージを最小限にする を反映させると、一般的に若年層の方を厚くしますので(今までのように将来に期待してではない)、グラフはよりフラットに近い形になります。

但し、グラフはあくまで平均値であり、個人個人の位置づけは、今までとは比べ物にならないぐらい上下にバラつきます。

自身で推察した根拠に基づいた結論ですが、結果、世間でよく言う「日本型能力主義」になりますかね-。


これからどうなっていくのか まとめます。

① 若年者にとっては勤続というハンデはなくなります やる気があり能力を具現化できる方はやりがいのある待遇を得られるでしょう。但し将来への期待というアドバンテージは薄れますので、若年者というだけのメリットは現在より薄れるでしょう。

② 働き盛りの年齢の方(背負っているものが多い中年齢者)にはより厳しい体系になるでしょう。勤続のメリットは薄れ、背負っているものが多いという属人的環境に起因する恩恵も薄れるでしょう。経験も積み、心身ともに最大限能力を発揮できるはずだとの見方をされますが、もしこれを具現化できればより満足できる待遇を得られるでしょう。

③ 高齢者にとってはある意味チャンスだと考えます。一律に引き下げられた(はずの)ハードルがある程度低くなり、他の年齢層に劣らない能力を具現化できている方は、他の年齢層とそれほど変わらない待遇を得られるでしょう。但し私は、気力と体力は年齢と共に減少すると考えて(感じて)います。能力の具現化を維持することは相当な努力が必要なはずです。


さて、高齢にて個人事業主を始めた私にとっても、ある意味チャンスかもしれません。

1年間精一杯務めてみようと考えております。

今年もよろしくお願いいたします。

最新記事

すべて表示

今はやりの103万の壁  本当に壁ですかねー・・・・・・・・

今、「103万の壁」のことが大きな話題・議論になっています。流行語大賞にもノミネートされるのではとの勢いですが、本当にこれ壁ですかねー。壁という日本語はある一定のところから急激に上がる(若しくは下がる)ものだと理解しております。税制面については上っ面の理解しかありませんが、...

やはり私にも・・・・

私は、外見は実際の年よりも年齢を重ねているように見られがちですが、体の中は意外と若いらしく(月1回薬をもらいに行くお医者様のお墨付き)、多少体の中の若さには自信をもっていたのですが、ここ何ヶ月か無意識に空気を吸い込んでいるらしく、少し苦しい思いを感じています。いわゆる呑気症...

お陰様で・・・・・

おかげさまで、限られた仕事の中ですが、多少余裕を持てるようになったと感じるようになりました。もちろん自分自身の中だけですが!やはり前にもお話させていただいたように経験と慣れの部分が大きいなと思います。少し余裕ができますと、直接的な内容だけでなくそのことに関連する事項について...

header.all-comments


bottom of page