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「会社ってなに」・・・・・・・―④ 

今回も、「岡村さん、会社って何なんなんですか わからなくなりましたよ」

前回の、その後で「ただね・・・・・・・ の続きです。


ただね・・・・・・・「会社」という言葉を使う人も組織の中にいる人ですからね。自身の置かれている立場を考える必要なく、客観的に物事を伝えられる知識人や裁判官ではないのですよ。

この感覚、私共の世代は理解出来るのですよ、理解出来る環境で育ちましたから。でも今の若い方はなかなか難しい、そのような環境で育ってはいないのですよ。

私はたとえ話が好きでよくラーメンの話をします。皆でラーメン屋さんに行きました→さあラーメンを食べましょう→味噌ラーメン、醤油ラーメン、とんこつラーメンが好きな人、味が濃いの、薄いの→これ全部好み、感性ですよね。ある意味全部あってますよね。このようなことに正解、間違ってる、いい、悪いなんて無いですよね。

会社や社会において問題となること、判断しなければならないこともこういう側面を持った事柄が多いのではないかと感じます

でもこの事柄に対し会社組織は方向性を示し、何らかの判断をしなければならない。会社組織において決定権を有している立場にいる人が、簡単に正解などない(存在しない)事柄に対し、いろいろな状況、いろいろな意見を踏まえた上で、判断し決定する。((これは小さい声で)それだけなんですよ)


若い方にこのような内容を話しました。その後に  は次回にお話しします。


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在籍当時、職種柄若い社員から悩み等の相談も受けてきました。 少し昔話をします。私は子供時代を高度成長の真っ只中の時に過ごしてきました。日本自体のパイがどんどん大きくなって、一番勢いのある時代でした。子供心に明日はもっと大きくなる、明日はもっと明るくなると感じられた時代でした。今は逆のことを感じてしまう、そのような状況だと感じています。 物事を真剣に見つめ、真剣に考えている若い方、今もたくさんいます

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